クラブ・ディスコで必要不可欠な「ターンテーブル」。
長くに渡り音楽シーンを支え続けてきた「Technics(テクニクス)」のターンテーブルについて、深堀したいと思います。ターンテーブルの中でも、ほぼ100%に近いシェア率を誇ってきた「Technics(テクニクス)」の新シリーズも紹介します。
目次
Technics(テクニクス) ターンテーブルの歴史
Technics(テクニクス)とは、皆さんご存知の電化製品メーカーPanasonicの音楽機器系のブランドです。
ターンテーブルとしては、「Technics SL-1200シリーズ」が主流で世の中に広まり、「ターンテーブル=テクニクス」というくらい音楽業界でメインアイテムとなっております。
DJがプレイするクラブ・ディスコでも、Pionnerのターンテーブルが出るまでは、ほぼ100%の現場で、このTechnics SL-1200シリーズが採用されていました。
2010年の一時生産終了時までは350万台を超える販売台数を誇っています。
2016年3月には、限定モデル「SL-1200GAE」を発表して販売を再開し、続けてその年には、一般向けモデルの「SL-1200G」を発表し、本格的に復活を果たしています。
「Technics SL-1200シリーズ」
「Technics SL-1200シリーズ」の歴史は、なんと約50年ほど前から始まります。
上記テクニクスのインスタグラムで再生して頂くと分かりますが、形状は今までほとんど変化していません。特に綺麗なS字を描いたトーンアームは特徴的ですね!
SL-1200シリーズ略歴
- 1972年:SL-1200
- 1979年:SL-1200MK2
- 1989年:SL-1200MK3
- 1995年:SL-1200LTD
- 1997年:SL-1200MK3D
- 1998年:SL-1200MK4
- 2002年:SL-1200MK5
- 2004年:SL-1200GLD (限定モデル)
- 2006年:SL-1200MK6K1
- 2008年:SL-1200MK6
- 2016年:SL-1200GAE (限定モデル)
- 2016年:SL-1200G
- 2017年:SL-1200GR
「日本品質」ならではのシェア率
Technics SL-1200MK7リリース!
2008年にリリースされた「SL-1200MK6」で一時生産終了から限定モデルの発売など、比較的高価なモデル(SL-1200GAE・SL-1200G・SL-1200GR)がリリースされていましたが、SL-1200MK6からは、約10年の時を経て同じ「MK」シリーズの「Technics SL-1200MK7」として大復活の時がきました。
価格帯
- SL-1200MK6:7万円
- SL-1200GAE:33万円
- SL-1200G:33万円
- SL-1200GR:15万円
- SL-1200MK7:9万円
限定モデルはお値段高めですが、SL-1200MK7は手に届きやすい価格ではないでしょうか。
SL-1200MK7のプロモーションビデオ
「7インチのレコードを使った神業レベル」のテクニックで世界的に有名な、DJ KOCO a.k.a. SHIMOKITAさんが、Technics SL-1200MK7のプロモーション動画でDJプレイしていますので、チェックしてください。
スペック
- 33回転/45回転/※78回転が可能
- 逆再生
- 強度なトルク (安定感のある触り心地)
- ケーブル脱着可能端子
- 変わらない操作性
- 高音質
デザイン
- 黒いスイッチ
- 黒いS字のトーンアーム
- LEDライトは青または赤で点灯
- 全体的にマットなブラックでまとめてある
※SL-1200MK7は店頭販売のみのようで定価でお求めの方は、お近くのDJ楽器店へお問い合わせ下さい。
私自身は10年前にSL-1200MK6を新品で購入して愛用してますが、抜群の使い心地です。
10年越しの開発で、「間違いないスペックと更にストレスのない使用感」に仕上がっているはずなので、これからターンテーブルの購入を考えられている方は、SL-1200MK7を手に取られてみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしょうか。
今となれば、様々なメーカーからターンテーブルが発売されていますが、原点としては間違いなくTechnicsという事は忘れてはいけませんね。
長くに渡って信頼され、支持されてきたTechnics SL-1200シリーズは我らが誇る、Made in Japan「日本品質」だからこそかなと改めて感じました。
最後に、ターンテーブルは自宅の空間をオシャレに楽しくしてくれますよね。
Instagramで、Technics SL-1200の面白いタグがありましたので、チェックしてみてください。