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今話題のポータブルスクラッチとは!【おすすめ機材3選】

今話題のポータブルスクラッチがアツい!【おすすめ機材3選】

「スクラッチ」の文化が徐々に浸透してきて、子供や女性まで楽しめる一つの「遊び」として広まっています。

「DJ」と一括りで考えてみると、多ジャンルの音楽をミックスしたり、少し難しいイメージもありますよね。

DJやってみたいけど何からやってみたらいいか分からないと漠然に考えている方は、まず「スクラッチ」をしてみる所から入門するのもありですね。

今回は、手軽に始められる「ポータブルスクラッチ」の機材に関して紹介します。

ポータブルスクラッチとは

そもそもポータブルスクラッチとは、名前の通りで分解すると「ポータブル」「スクラッチ」です。

  • 「ポータブル」= 携帯可能な。持ち運びのできる。手軽な。
  • 「スクラッチ」= DJが前後にレコードを動かして奏でるアノ音です。

要するに、「携帯可能なスクラッチ」という感じです。

コチラをご覧ください。日本のDJ界を代表する「DJ IKU」さんとDJのスクラッチ界でガンガン名を轟かせている、熊本出身で現在東京を中心に活動中の「DOMMY(ドミー)」さん率いるDJスクラッチクルー「Kutsmania(カッツマニア)」の皆さんが、ポータブルターンテーブルでセッションしている様子です。


皆さん公園でスクラッチしてますね。(※熊本城公園)

まさに「ポータブルスクラッチ」です。電源コンセントなしで手軽にスクラッチで遊べてますね!しかも機材がコンパクト!(持ち運び簡単です)

このように、ポータブルスクラッチは場所を選ばずにスクラッチが出来てしまうアイテムなんです。

ポータブルターンテーブルのおすすめ機材3選


こちらは、上記で紹介した「DOMMY(ドミー)」さんが、「Kut Up A Bao 2018 online scratch battle」という、ポータブルスクラッチバトルの世界大会時に撮影した最終ラウンドでのプレイ動画です。

この大会はオンライン上で行われており、世界各地のDJが集う大会となっていました。ちなみに、DOMMYさんが2018年のチャンピオンに輝いています!

世界チャンピオンのDOMMYさんも使っている機材を含めて下記でご紹介していきます。

Vestax/handy trax USB


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DOMMYさんも愛用されている機材になります。

しかし、現在は廃盤となり、新品ではほぼ入手困難のようです。Amazonで見つけたのですが、かなり高額となっておりました。

使用感などをDOMMYさんに問い合わせてみた所、下記の回答がありました。

良い点
  • ポータブルターンテーブルの中でもトルクが強い(回転盤の箇所です)
  • スクラッチが断然しやすい
悪い点
  • 電池が重く重量感がある
  • フェーダーが別付けの点

良い点で、「スクラッチのしやすさ」はとても大事ですよね。やはり、コンパクトに設計されている分、トルクの強度は機材によって差が出て来そうです。

また悪い点で、「フェーダーが別付け」という点は難点ですが、そこも込みのこだわりも感じられます。フェーダーなどをカスタムして自分好みに改造していく楽しさも感じられそうですよ!

ちなみにDOMMYさんのフェーダーは、日本では入手困難なRaiden Faderをカスタムしていました。

 

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お得に買える、別付けフェーダー「Mini Innofader PLUS」はコチラになります。

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Reloop/SPiN


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つづいてはこちら。Reloopが上記で紹介した難点などを一掃してくれるような【最強版】を先日発表しました。

DOMMYさんも太鼓判を押している機材となってました。

こちらをご覧ください。


DJ Babu(アメリカ)、DJ IKU(日本)、DJ VaZee(ポーランド)、DJ BYTE(チリ)の4か国を代表するDJが、Reloop/SPiNを使ってスクラッチでバトンを繋ぐプロモーション動画です。

スペック

  • フェーダー付き
  • USBで録音可能
  • スマホとBluetoothで接続できる
  • スピーカー内蔵
  • ±20%のピッチコントロールが可能
  • 充電式で軽量化されている
  • ヘッドホン接続口(2か所)

特に「スマホとBluetoothで接続できる点」は、かなりポイントかなと思います。

やっぱワイヤレスが最高ですよね!スマホでスクラッチビートのアプリとか出てるので、合わせて使うとばっちりです。

3万円ほどで購入可能なので、上記スペックが揃ってたら完全に買いかなと思います!

Numark/PT01SCRATCH


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最後の紹介はコチラです。Numarkのポータブルターンテーブルは一番使っている方が多いと思います。

1万円台とかなりお手頃な点も嬉しいですね。

スペック

  • フェーダー付き
  • スピーカー内蔵
  • 電池式
  • ±10%のピッチコントロールが可能
  • アナログレコードの音声をデジタル化可能(USB端子付き)
  • ヘッドホン接続口(2か所)
フェーダー付き、スピーカー内蔵という点で十分機能を満たしているので、お手軽に始めたい方はお得なのでおすすめですね!

ポータブルスクラッチと鮨がコラボ

先ほどもご紹介した、「Reloop」の新型ポータブルターンテーブル「SPiN」のプロモーション動画でも出演している、日本を代表する「DJ IKU」さんと、銀座で展開する鮨屋「はっこく」のコラボです。

「はっこく」は、わずか1年で「鮨とかみ」を「ミシュランガイド東京 2014」の一つ星に輝かせた大将、佐藤博之氏の独立店とのことです。

2018年にオープンしてたったの1年ですが、オープン前から話題になっていた事もあり、まさに「かっこいい」が似合う、超人気店になっているようでした。

「ONE OK ROCK」の「TAKA」が来店するなど、銀座の一等地で今最も話題を呼んでいる「鮨屋」に違いないでしょう。

日本伝統の「鮨」と、「DJ」との融合は、全く対角線上に位置するかと思いきや、実は通ずるものがあったのかもしれません。

まとめ

今話題のポータブルスクラッチはいかがでしたでしょうか。

場所を選ばず遊べる点と手軽さが本当に魅力的ですね!

野外ライブや野外でラップをしている方は見かけますが、今後はポータブルスクラッチをする方が出てくるかも……。

お花見や自然へ出かけて、ポータブルスクラッチなど、皆さんの遊び方を見つけて新しい楽しみを作ってみてはいかがでしょうか!

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