DJのスキルを競う世界大会「Red Bull 3Style World Finals VIII」が、2018年2月5日(月)〜11日(日)の期間でポーランドで開催されています。
今年度の日本代表は、日本初の女性チャンピオンのDJ RINAさん。RINAさんが、Red Bull 3Style史上初となる女性世界王座に輝くかとDJ界隈で話題になっております。
「Red Bull 3Style World Finals VIII」の速報を入れながら、数回の記事に分けて、この大会についての情報をお伝えしたいと思います。
Red Bull 3Style World Finals VIII
「創造性」「選曲」「スキル」「ステージ映え」「フロアの盛り上がり」の5項目でスキルを競うDJの世界大会「Red Bull 3Style」。大会の名前についているように、Red Bullがこの大会を開催しています。
8回目の開催となる2017年度は、5/1〜5/30の期間で大会のオンライン応募があり(5分のプレイ動画を提出します)、ヨーロッパ、アジア、オセアニア、アメリカの20カ国以上で国内大会が開催されました。各国6名ずつのオンライン応募通過者は、それぞれの国内大会でバトルを繰り広げ、優勝者1名が世界大会に進出できます。
毎年、決勝の場が変わり、2017年度の決勝の地はポーランドのスウォヴァツキ劇場。2015年は東京でWorld Finalが開催されました。
- 2010年度 フランス・パリ、日本代表:DJ IKU
- 2011年度 カナダ・バンクーバー、日本代表:DJ 8MAN
- 2012年度 アメリカ・シカゴ、日本代表:DJ 8MAN
- 2013年度 カナダ・トロント、日本代表:DJ SHINTARO
- 2014年度 アゼルバイジャン・バクー、日本代表:DJ REN
- 2015年度 日本・東京(ageHa)、日本代表:DJ B=BALL
- 2016年度 南米チリ・サンティアゴ、日本代表:DJ YOU-KI
- 2017年度 ポーランド・クラクフ(スウォヴァツキ劇場)、日本代表:DJ RINA
カナダで開催された2013年の大会では、日本代表のDJ Shintaroさんが優勝し、アジア初の世界チャンピオンに!
その時の動画がこちらです。何度見ても凄すぎます。完全にフロアをキャッチしてますね。
1人あたりの制限時間は15分。この時間内に3つ以上のジャンルをプレイして、「創造性」「選曲」「スキル」「ステージ映え」「フロアの盛り上がり」の5項目を審査員が採点するという内容です。細かいルールとしては、CDJ・Serato Scratch Live ・Traktorは利用可能(MIDI コントローラーも使用可)ですが、マイク及びHOT SYNCの使用は禁止なので、ステージ映えとしてのマイクパフォーマンスなどはできなくなくなってます。
2017年度の審査員は、DJ Jazzy Jeff、Skratch Bastid、DJ Craze、Nina Las Vegas、DJ Nu-Mark、と錚々たるメンバーです。この方々については、別の記事にて紹介したいと思います。