12/6(金)大阪で「Red Bull 3Style」のJAPAN FINAL開催です!

~サンプリング元ネタ集~ 新約ディアロンリーガール feat. ECD | 加藤ミリヤ

~サンプリング元ネタ集~ 新約ディアロンリーガール feat. ECD | 加藤ミリヤ

単純に曲を知っているだけではなく、その曲が使っているサンプリングの元ネタまで知っていることで、DJとしての深みを増すことができますよね!

今回は、2017年12月にリリースされた、加藤ミリヤさんの「新約ディアロンリーガール feat. ECD」の元ネタを深掘りしていきたいと思います。

新約ディアロンリーガール feat. ECD | 加藤ミリヤ

「新約ディアロンリーガール feat. ECD」は、2005年にリリースされた加藤ミリヤさんの曲「ディア・ロンリーガール」を、「今の時代」に合わせて再構築された楽曲です。

「ディア・ロンリーガール」は、加藤ミリヤさんが十代の時の曲で、「大人に負けない、こんな大人になりたくない、みんなで力を合わせていこう!」という気持ちが込められていました。

それから10年以上の時日が経ち、街が変わり、周囲の人も自身の思考も変わり、以前見えてた世界に変化があった今、改めて自分の想いをアップデートして、新約として形にしようと考えたとのことです。


参考 加藤ミリヤ「新約ディアロンリーガール feat. ECD」インタビュー音楽ナタリー

ディア・ロンリーガール | 加藤ミリヤ

2005年にリリースされた加藤ミリヤさんの「ディア・ロンリーガール」。

1997年にリリースされた、ECDさんの「ロンリーガールへのアンサーソング」として注目を浴びたこの曲は、大人達とのぶつかり合い、自分の行く道への葛藤、孤独、寂しさ、苦しさなど、当時の女子高生たちのリアルな気持ちを代弁しており、同世代から圧倒的な支持を受けるようになりました。


参考 加藤ミリヤ、『ディア ロンリーガール』から10年…訪れた変化「恋愛が1番じゃない」 モデルプレスインタビューmodelpress

ロンリー・ガール feat. K DUB SHINE | ECD

K DUB SHINEのフィーチャリングで1997年にリリースされたECDさんの「ロンリー・ガール」。

1997年といえば、女子高生ブームの真っ只中ですかね。

渋谷で盛り上がる女子高生達の裏側にあった家出やディープな問題をテーマに、少女たちに自立をうながすシリアスな内容です。

今思えば、楽しそうに見えた女子高生たちを「ロンリーガール=さびしい女」と評していたとは、自分にはその感覚がなかったです。


参考 3つの「ロンリーガール」:さようならECDGQ JAPAN Blog

ロンリー・ガール | 佐東由梨

ECDさんの「ロンリーガール」の元ネタ、1983年にリリースされた佐東由梨さんの「ロンリー・ガール」。

この佐東由梨のロンリーガールの元ネタは、Marvin Gayeさんの「Sexual Healing」なのでは?と言われています。

トラックがそんな気がしますね。

80年代は、海外で流行っている洋楽に、日本語歌詞を付けた曲がいっぱいあるようです。


参考 加藤ミリヤのディア・ロンリーガールの元ネタの元ネタの・・・POPCLIP

Sexual Healing | Marvin Gaye

1982年にリリースされたMarvin Gayeさんの「Sexual Healing」。

このセクシーな曲が生まれた背景はなんと……、セクシャルなヒーリングが必要だったようですね。

こういうとこまで深掘りするのも面白いですね!


↓英語なので、「ページを日本語に翻訳する」機能を使うと読みやすいです!
参考 Sexual Healing by Marvin GayeSongfacts

まとめ

5階層にもなっていたとはですね!

こういう繋がりを知っていると、「ネタ振り」ミックスとかにも活かせますし、今後も色々なサンプリング元ネタを調査していきたいと思います!

次回のサンプリング元ネタ集もお楽しみに!