単純に曲を知っているだけではなく、その曲が使っているサンプリングの元ネタまで知っていることで、DJとしての深みを増すことができますよね!
今回は、2018年12月21日にリリースされた、21 Savage(21 サヴェージ)の「A Lot」の元ネタを深掘りしていきます。
今回の元ネタは難しいですね。1971年リリースのソウルミュージックです。「A Lot」のMVと合わせて、ぜひチェックしていってください!
A Lot | 21 Savage(21 サヴェージ)
それでは、「A Lot」のMVを観ながら、元ネタを考えてみましょう。
※イントロから使われています。
「A Lot」は、21歳の誕生日に銃で撃たれたり、弟や友人が殺害されたりなど、暗い過去や過酷な現状が並べられていますね。リリックの最後に「I break it on down(静かにさせてやる)」と綴られていますが、「それらの過去にとらわれない」という意思でしょうか。
「A Lot」が1曲めで収録されているアルバムの名前が「I AM > I WAS」ですので、「過去にとらわれず、今を生きることが重要だ」ということではないでしょうか。
ちなみに、「過去にとらわれず、今を生きろ」ということは、ホリエモンも言っていますね!
A Lotの元ネタ
話がそれてしまいましたが、正解発表はこちらの動画を観てみましょう!
正解は、1971年にリリースされた、「East of Underground」の「I Love You」でした!なかなかの難しさだったのではないでしょうか?
East of Undergroundは、70年代初期のベトナム戦争に揺れる米国で、米軍バンドとして活動し、米軍のバンド・コンテンストにて優勝したグループですね。
ちなみに、East of Undergroundの「I Love You」は、The Fuzzの「I Love You For All Seasons」(1970年リリース)のカバー曲です。
こちらも確認しておきましょう!
まとめ
今回も元ネタを深掘りしていくことで、色んな情報が得れましたね!
今後も色々なサンプリング元ネタを調査していきたいと思います。
次回のサンプリング元ネタ集もお楽しみに!