DJたる者、曲の知識を持っていることが必須ですので、昔流行った曲を改めて勉強し直したいと思います。
今回は2000年代に流行ったダンスホール・レゲエ曲、Sean Paul(ショーン ポール)の「Get Busy」の紹介です!
Get Busy | Sean Paul
2002年にリリースされたSean Paulの2ndシングル「Get Busy」は、全米シングルチャート(Billboard Hot 100)で3週連続1位となりました。
この曲が収録されたアルバム「ダッティ・ロック」は、第46回グラミー賞で「最優秀レゲエ・アルバム」を受賞など、とりあえずスゴイです。
音階は「F Minor(Serato DJの「4A」キー)」で、BPMは100です。
Sean Paul(ショーン ポール)
ポルトガル系ジャマイカ人の父親と中国系ジャマイカ人の母親を持つSean Paul。ヒップホップ、R&Bのトラックをフィーチャーしたダンスホール・アーティストです。
「ヒップホップにはきちんとしたダンスがあって、音楽もある。全体がひとつの文化であり、それらを意識し、伝えていくことが大事」と考えているとのことです。
これらの情報が書いてあるインタビュー記事の内容がこちらです(このインタビューかなり勉強になりますので一読を)↓
Sean Paul(ショーン ポール):
レゲエとヒップホップはお互いにリンクしている。ダンスホールはヒップホップのかけがえのない兄弟なんだ。ヒップホップというのは、社会問題とか、日常の出来事、様々な事柄について、人生の告白をテーマに扱っている。それが若者の意見なんだ。実際、無視できない。聞く耳を持つべきだ。
ダンスホールはレゲエから飛び出て来た。必ずしも抗議の音楽じゃなく、啓蒙の音楽。間違った物事に火を放って、ポジティヴな方向に持っていく。第三世界の社会に意見を言うのが目的だったりする。
だから、そういう意味でヒップホップと凄く似ていると思う。ストリートの音楽で若者の意見を繁栄している。
それぞれのジャンルに、こんな文化的な繋がりがあったんですね。
曲を調べていくと、その時代の背景やアーティストの思考など知れて、とても勉強になりますね。皆さんもハマった曲などを色んな角度から深掘りしてみると、より理解が深まりますので、ぜひトライしてみてください!